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~藤沢伝承のささら踊りりにちなんだ創作踊り~

歌詞監修 : 白石 征
作   曲 : J.A.シーザー
振   付 : 花柳 輔礼乃
う    た : 冨田 房枝 渡辺 絹房
長谷川 恵子 小山 憲宏
演奏時間 :4分
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◆解説

「遊行ばやし」についで踊られる機会の多い、大人踊りの一曲。
近世風の盆踊りを意識しています。・「パン、パパパン」という流すような手拍子が印象的。
参考にしたのは、藤沢の伝承系盆踊り「遠藤・葛原のささら踊り」の盆踊り。歌と曲に多くを取材しています。盆踊りに多く見られる、男女の交歓にかかわる歌詞と伝承の内容に注目し、「かがい歌」と名づけられました。

◆歌詞 

一、 私しゃ十六 ささげの豆よ
だれに初なり つませよか
空の星ほど 男はあれど
わしの思うは ぬしひとり
二、 姉の破れ傘 させそでさせぬ
妹の日傘は 昼させる
姉がさすなら 妹もさしゃれ
同じ蛇の目の 唐傘を
三、 ひとえもんだよ あわせておくれ
あわせりゃ 互いに熱くなる
お前吹く風 わしゃとぶ木の葉
どこへ落ちるも 風次第
四、 いなさ吹こうが ならいが吹こが
明日は浮き名のたつみ風
他人の女房と 枯木の枝は
のぼりつめだよ 命賭け
五、 送りましょうか 送られましょか
せめて峠の 茶屋までも
思案さなかに 空飛ぶ鳥は
連れて逃げろの 辻占か
六、 山で切る木は いくらもあれど
思い切る気は さらにない
切れてみやがれ ただおくものか
藁の人形に 五寸釘
七、 いっそ死のかと 恨んだ恋も
泣けば胸すく 気が晴れる
昔なじみと 紅がら染めは
色が醒めても 気が残る
八、 盆はうれしや 別れた人も
天下はれては 逢いにくる
盆よ盆よと 待ちるが盆よ
盆がすぎれば 秋がくる

(歌詞解説)

形式は、7775の近世小唄調。男女の音頭が掛け合いながら交代で歌っていくという演出になっています。

(1番)「わたしゃ十六 ささげの豆よ」は、遠藤・葛原のささら踊りに伝承する歌詞だが、全国的にポピュラーなもの。畑作物の「ささげ」(豆)と、わが身を誰に「捧げ」ようかという年頃の少女の気持ちを重ね、男性を意識した内容。

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